康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 317 ページ)
【寅集中】【山部】嵩;康煕筆画:13;頁碼:317 頁下段 27 行
古文には「崇」と作る。『玉篇』に思融切と音す。「崧」と同じ。『説文解字』に曰く、中岳の嵩高山なり。形は「山」と「高」に従い、指事に属す。『白虎通』に曰く、五岳の中唯だ中岳のみ「高」の字を加うるは、中央は四方の中に在りて高と称すべければ、故に嵩高と名づく。『後漢書・郡国志』に曰く、潁川郡陽城県に嵩高山あり。注に曰く、『禹貢』に見える外方山、即ちこれ嵩山なり。『前漢書・武帝紀』に曰く、翌日親ら嵩高に登り、御史の属官廟旁に在り。吏卒皆三度万歳と呼ぶ声を聞く。また嵩姓あり。『正譌』に曰く、嵩の古字は「崇」と作る。韋昭『国語注』に曰く、通じて「崈」を用う。『正字通』に曰く、按ずるに「崇」と「崈」は音義同じけれども、「崇」と「嵩」とを一字に合すべからず。互見は前に「崧」の字の注に在り。