康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 651 ページ)
【巳集上】【水部】澀。康煕筆画 16。頁碼:651 頁下段 20 行。『唐韻』『韻会』色立切、『集韻』『正韻』色入切。音は濇に同じ。歰と同字。『説文』に「滑らかならず」とある。『風俗通・十反篇』に「冷たく渋ること、乾き寒き蛞蝓の如し」とある。また、壁に石を積み重ねて水紋をなしたものを「渋浪(じつろう)」という。『温庭筠の詩』に「渋浪、瓊玉を以て砌(きざ)みたる階に浮ぶ」とある。また竹の名なり。『范成大・桂海草木志』に「渋竹。竹皮粗く手に渋り、砂紙の如し」とある。『集韻』に瀒・澁とも書く。字はもと刃の下に止を加えて作る。