康熙字典解説
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【巳集上】【水部】漆;康煕筆画:15;頁碼:644 頁 28 行。古文。【唐韻】親吉切。【集韻】【韻会】【正韻】戚悉切。音七。水名。【説文】水は右扶風杜陵岐山に出ず。【書・禹貢】渭を鳥鼠同穴より導き、東して澧に会い、また東して涇に会い、また東して漆沮を過ぐ。【山海経】羭次の山、漆水これに出ず。また県名。【前漢・地理志】右扶風に属す。また古の邑名。【春秋・襄公二十一年】邾の庶其、漆・闾丘を以て来奔す。また海名。【張説・梁四公記】黒谷の北に漆海あり。また木名。【詩・鄘風】椅・桐・梓・漆。また木の汁、物を髤(うるしぬり)すべし。【書・禹貢】厥の貢、漆と絲。また物の黒き者を漆と曰う。【周礼・春官】巾車、漆車の藩蔽。【注】漆車とは黒車なり。また【集韻】七結切。【韻会】【正韻】千結切。音切。祭礼の容なり。【礼・祭義】済済漆漆。【注】漆漆とは、専ら致すの容なり。また【集韻】七四切。音次。髤と同じ。漆を以て器を塗るなり。本は桼と作り、また柒とも作る。