康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 437 ページ)
【卯集中】【手部】掔;康煕筆画:12;頁碼:437 頁下段 16 行。【唐韻】苦閑切。【集韻】【正韻】丘閑切。音は慳。【説文】に「固なり」とあり。【爾雅・釈詁】に「厚し」とあり。また【唐韻】【正韻】苦堅切、【集韻】軽煙切。音は牽。義同じ。また牽きて去るなり。牽に通ず。【史記・鄭世家】に「鄭襄公肉袒し、羊を掔げて迎ふ」とあり。【荘子・徐无鬼】に「君将た耆欲を黜け、好悪を掔げば、則ち耳目病まん」とあり。また持つの意なり。撃つの意なり。また【正韻】に詰戦切。遣の去声。挽くなり、引くなり。俗に作す。【説文】に「詩の『赤舄掔掔』と読むに若し」とあり。【徐鉉曰】「今別に悭と作るも非なり」。按ずるに豳風に「几几」と作る。『説文』あるいは別に考うる所あらんか。長箋に云ふ、「掔掔の句は逸詩に似たり」とは、則ち穿鑿なり。