康熙字典解説
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【巳集上】【水部】滂;康煕筆画:14;頁碼:641 頁下段 25。『唐韻』『正韻』普郎切、『集韻』『韻会』鋪郎切、音「霶」に同じ。『説文』に「水勢盛大なり」とあり。『詩・小雅』に「大雨をして滂沱ならしむ」という。また水名。『山海経』に「虖勺山、滂水ここに発す」とある。また「滂洋」、豊饒広大なるさまを形容す。『前漢書・郊祀歌』に「福沢滂洋たり」という。また「淜滂」、風が物を撃つ声。『宋玉・風賦』に「風声飄忽として淜滂たり」とある。また「滂人」、山沢を掌る官。『淮南子・時則訓』に「滂人に命じて材葦を納めしむ」という。また『韻会』『正韻』に普浪切と読み、義同じ。また『集韻』に披庚切、音「澎」に同じ。「洴泙」に同じく、水声を指す。『史記・司馬相如伝』に「水勢汹涌澎湃たり」とある。また『集韻』に蒲光切、音「傍」に同じく、水流の声を指す。『前漢書・司馬相如伝』に「水声滂濞沆漑たり」とあり、郭璞かく読む。『集韻』に時に「雱」または「霶」と作る。