康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 155 ページ)
【子集下】【匸部】匿;康煕筆画:11;頁碼:155 頁 12 行目
【唐韻】【正韻】女力切【集韻】【韻会】昵力切、音はニ。
【説文】亡るるなり。匸に従い、若声。
【爾雅・釈詁】匿は微なり。【注】微とは逃れて蔵るるを謂う。
【広韻】蔵るるなり、亡るるなり、隠るるなり。
【史記・留侯世家】良は姓名を更め、下邳に亡匿す。
【曹参伝】人の細過を見るや、専ら掩匿してこれを覆蓋す。
【灌夫伝】乃ちその家を匿す。【注】師古曰く、匿は避くるなり。
また【玉篇】陰奸なり。
また【前漢書・蘇武伝】武に服匿を賜う。【注】孟康曰く、服匿は罌のごとく、口小さく腹大きく底方にして、酒酪を受けるに用いる。
また【集韻】惕得切、音はトク。朔にして月東方に見ゆるを側匿と曰う。