康熙字典解説
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【子集下】【卩部】卯;康煕筆画:5;頁碼:159 頁 05 行。古文。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に「莫飽切」、音は昴。『説文』に「冒なり」。二月、万物地に冒して出づるを象り、門を開く形に象る。故に二月を天門と為す。『徐曰』に「二月、陰制する能わず、陽冒して出ずるなり。天門とは、万物畢(ことごと)く出るなり」と。又『広韻』に辰の名。『爾雅・釈天』に「歳卯に在って単閼と曰う」。『晋書・楽志』に「卯は茂なり、阳气生じて孳茂すと謂う」。『韻会』に「俗に夘と作るも非なり」。戼は『説文』に「卯の本字なり。丣の字の上画連なる者と別あり。丣は音酉」と。『六書正訛』に「戼は戸を辟(ひら)く也。二戸に従い、門両方へ開く形に象る。声に因りて寅卯の字に借り、日出でて物生ずるの象と為す」と。