康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 579 ページ)
【辰集下】【歹部】歾;康煕筆画:8;頁碼:579 頁 15 行。『唐韻』『集韻』に「莫勃切」、音は「沒」。「説文」に「終なり」とある。『左伝・僖公二十二年』に「叔詹曰く、楚王其れ歾せざらんや。礼を為してついに別なし、将た何をもって歾せん」とあり、注に「歾せずとは、寿を終えざるを言う」とある。また「呼骨切」、音は「忽」。尽くすなり。『揚子・太玄経』に「その節を詘し、その術を執り、共に所歾す」とあり、注に「術は道なり。歾は尽くすなり。道に節すれば、身を歾するのみ。歾、音は忽」とある。按ずるに、諸韻書に忽の音なく、今これを補入す。また『集韻』に「武粉切」、音は「吻」。刎と同じ。断つなり。『玉篇』に「古文の沒字」とある。