康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 540 ページ)
【辰集中】【木部】楣;康熙筆画:13;頁碼:540 頁下段第 14 行。【唐韻】武悲切。【集韻】【韻会】旻悲切。【正韻】謨杯切。音は眉。本つくりは楣、省いて楣と作る。【説文】秦地では屋の連を楣と称し、斉地では檐、楚地では梠という。徐が『爾雅・釈宮』を引きて「楣は梁を謂う」といい、門上の横木を指す。眉は辺際のごとし。【釈名】楣は眉毛のごとし。前に近づき各々二柱ありて、顔に眉あるがごとし。【儀礼・郷射礼】序なれば物は棟に当り、堂なれば物は楣に当る。【注】五架の屋、正中を棟と称し、その次を楣と称す。【郷飲酒礼】賓升りて主人阼階上に立ち、楣に当り北面して再拝す。【注】楣は前梁を指す。楣の字は睂より作る。考証:【郷飲酒礼】「賓升り、主人阼階上に立ち、楣に当り、北面して再拝す。」謹んで原文に照らし「立」の字を削ぐ。