康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1245 ページ)
【酉集下】【車部】輪;康熙画数:15;頁 1245。『広韻』力迍切、『集韻』『韻会』『正韻』竜春切、音は倫。『広韻』に「車の輪なり」。『説文』に「輻あるを輪といい、輻なきを輇という」。『釈名』に「輪とは綸なり。弥綸して周匝するをいう」。『周礼・冬官考工記』に「車を察するには輪より始まる」。また輪人、車官の名。『周礼・冬官考工記』に「輪人輪を作る」。また広輪、地形の縦横なり。『周礼・地官・大司徒』に「九州の地域の広輪の数を周く知る」。注に「東西を広とし、南北を輪とする」。また大なり。『礼記・檀弓』に「美なるかな輪焉」。注に「輪囷として高大なるをいう」。また『史記・鄒陽伝』に「輪囷離詭」。注に「委曲盤戾なり」。また輪転、回旋なり。また輪氏、地名なり。また閭員切に叶い、音は憐。『陸機・羽扇賦』に「夫れ創始の者は常に朴にして飾り、終る者は必ず妍なり。是故に烹飪は熱石に起り、玉輅は椎輪に基づく」。また良慎切に叶い、音は吝。『王濬・平呉詩』に「馬その銜を怠り、車その輪を曳く。飛龍既に造られ、天命晋に有り」。