康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 998 ページ)
【未集下】【肉部】臚;康煕筆画:22;頁 998。『唐韻』力居切、『集韻』『正韻』凌如切、音は閭。『説文』に「皮なり」とあり。『抱朴子・至理巻』に「淳于は臚を解して脳を理す」とある。また『広韻』に「腹前を臚と曰う」とあり。『通雅』に「臚脹とは、腹の彭脹なるなり」とある。また『玉篇』に「臚は陳ぶるなり」とあり。『広韻』に「陳は序なり」とあり。『爾雅・釈言』に「臚は叙なり」とあり。疏に「礼をもって賓客に陳叙するなり」とある。『史記・六国表』に「郊祀に臚す」とあり。『前漢・郊祀歌』に「殷勤に此の路に臚して求める所」とある。また『正韻』に「伝ぶるなり」とあり。『晋語』に「市に臚言を聴く」とあり。註に「臚は伝ぶるなり」とある。『史記・叔孫通伝』に「臚句伝」とあり。註に「上より語を下に告ぐるを臚と為す」とある。また官名なり。『後漢書・百官志』に「大鴻臚一人、中二千石」とある。また『韻会』に「両挙切、音は膂。旅と同じ」とあり。『前漢・叙伝』に「大夫臚岱」とあり。註に鄭氏曰く「臚岱とは、季氏の泰山に旅する是れなり」。師古曰く「旅は陳ぶるなり、臚も亦た陳ぶるなり。臚と旅とは声相近く、其の義一なるのみ」。また『正字通』に「亦た盧と作る」とあり。『唐書・和逢堯伝』に「鴻臚を鴻盧と作る」とあり。『正字通』に「説文」曰く「臚は肉に従い盧声なり。孫氏力居切、籀文は膚と作り、義同じく音別なり。二文宜しく竝存すべし。臚の音は盧、膚の音は趺。皮膚は通じて皮臚と作るも、臚伝は必ず膚伝と言うべからず、鴻臚は必ず鴻膚と称すべからず。各々其の類に従えば、則ち言義両方殽り互ること無し」。