康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1480 ページ)
【亥集上】【魚部】鱸;康煕筆画:27;頁碼:1480 頁 51 行。『広韻』落胡切、『集韻』『韻会』龍都切、音は盧。魚の名。『正字通』に「口大きく鱗細く、桂魚に似たり。長さ数寸、鰓四片あり、俗称して四鰓魚という。七八月の間に呉江に出で、松江一带特に多し。天下の鱸は皆二鰓なるに、唯だ松江のみ四鰓なり」という。『後漢書・左慈伝』に「欠くる所はただ呉地松江の鱸魚のみ」とあり。註に「『神仙伝』に曰く、松江は上品の鱸を生じ、其の味他処と異なり」という。『晋書・張翰伝』に「秋風の起こるを見て、松江の蓴菜羹と鱸魚膾を思い、乃ち車を命じて郷に帰る」とある。