康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1095 ページ)
【申集中】【虫部】螻;康熙筆画:17;頁 1095。『唐韻』落侯切、『集韻』郎侯切、『正韻』盧侯切、音は楼。蝼蛄のこと。「蛄」の字注に詳し。また蝼蝈は蛙なり。「蝈」の字注に詳し。また土蝼は獣名。『山海経』に「崑崙の丘に獣あり、その状羊のごとくして四角、名づけて土蝼と曰う、是れ人を食らう」とあり。『竹書紀年注』に「大なる蝼あり、羊のごとし」とあり。『魏公卿上尊号奏』に「有熊の興るや、地より大蝼出ず」とあり。また『説文』に「螭もまた地蝼と名づく」とあり。また囿の名。『晋語』に「趙子、蝼に田す」とあり。注に「蝼は晋君の囿なり」とある。また『集韻』に龙珠切、音は廔。天蝼は虫名。『爾雅・釈虫』に「螜、天蝼なり」とあり。『古今注』に「蝼蛄、一名天蝼」とあり。『揚子・方言』に「蠀螬、秦晋の間はこれを蠹と謂い、あるいは天蝼と謂う」とあり。また音は漏。内の病なり。『周礼・天官・内饔』に「馬、黒脊にして般臂、蝼す」とあり。『群経音辨』に「蝼、干宝は去声に読む」とあり。『呂氏春秋』に「戸枢は腐せず、流水は蝼せず」とあり。『礼記』には漏に作る。