康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1488 ページ)
【亥集上】【鳥部】鴷;康煕筆画:17;頁碼:1488 頁 06 行。【広韻】良薛切。【集韻】力蘖切。音は列。鴷とは啄木鳥のことで、常に樹を啄って虫を食らう。【爾雅・釈鳥】「鴷、啄木なり」。【異物志】に曰く、この鳥には大小あり、褐色なるものと斑紋あるものとあり。褐色なるは雌、斑紋あるは雄なり。また山中に一種あり、青黒色にして頭に紅毛あり。土人はこれを山啄木と称し、また火老鴉ともいう。【王元之詩】に「淮南の啄木烏は烏のごとく大きく、頂は鶴の丹砂を堆ねたるがごとく紅し」とある。【埤雅】に曰く、啄木は禁法を行うに巧みで、爪を屈めて地に印を描けば、塞がりたる樹の穴おのずから開き、飛び去る際には翼をもってその印を抹すという。