康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 490 ページ)
【辰集上】【日部】昆;康煕筆画:8;頁碼:490 頁 39 行。【唐韻】古渾切。【集韻】【韻会】【正韻】公渾切、音崐。【説文】同なり。【注】日日これに比すれば是れ同じきなり。【前漢・揚雄伝】噍噍として昆鳴す。【注】師古曰く、昆は同じきなり。また【爾雅・釈言】昆、後なり。【注】謂う先後なり。【書・大禹謨】元亀に命ずるに昆す。【伝】昆、後なり。また【書・仲虺之誥】後昆に裕を垂る。【伝】優足たる道を垂れて後世に示す。【釈名】来孫の子を昆孫と曰う。昆は貫くなり、恩情転た遠し、礼をもってこれを貫連するのみ。また【詩・王風】他人を昆と謂う。【伝】昆、兄なり。また姓なり。【詩・商頌】昆吾夏桀。【伝】昆吾、巳姓なり。【姓氏急就篇】昆氏は、夏の諸侯昆吾の後なり。戦国に賢者昆詳あり。また山名なり。【史記・李斯伝】昆山の玉を致す。【注】正義曰く、昆岡は于闐国の東北四百里に在り、その岡玉を出す。また【左思・魏都賦】昆虫毒噬す。【注】昆、明なり。明虫とは、陽にして生じ、陰にして蔵るなり。また崑と同じ。【前漢・地理志】崑崙・析支・渠叟、西戎即ち叙す。【書・禹貢】崑崙と作る。また【集韻】【韻会】胡昆切、音魂。人名なり。漢に属国公孫昆邪あり。また【集韻】戸袞切、音混。義同じ。また昆夷もまた混と作る。また渾と同じ。【揚子・太経】崑崙旁薄す。按ずるに即ち渾淪なり。また【韻補】倶倫切に叶う。【度尚・曹娥】堯の二女若し、湘夫人と為る。時に髣髴を効して、以て後昆に詔す。また居員切に叶う。【韓愈・胡評事墓誌】茲の人に宜しく、後昆に肖る。五十七、年足らず。【集韻】本を作る。考証:【説文】同なり。【注】これに比すれば是れ同じきなり。謹んで原文に照らし、比の上に日日の二字を増す。