康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1042 ページ)
【申集上】【艸部】萪;康煕筆画:15;頁碼:1042 頁 28 行。『唐韻』に「苦禾切、音は科」とあり。『集韻』に「草の名。海葱なり。また藤類なり」とある。『玉篇』に「萪藤、海辺に出ず」とある。『斉民要術』に「萪藤は囲み数寸、竹より重く、杖とし蔑として船を縛るに用い、また席となすに竹に勝る。また柔なる萪藤は子あり、極めて酢にして菜とすれば滑らかにして、比ぶべきものなし」とある。按ずるに、『正字通』に「藤属に萪なし」と云うは、おそらく『玉篇』等の書を考ぜざりしなるべし。