康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 621 ページ)
【巳集上】【水部】津;康煕筆画:10;頁碼:621 頁 09 行。古文。【唐韻】将隣切。【集韻】【韻会】【正韻】資辛切。音は蓁。【説文】渡るなり。【書・泰誓】孟津に大会す。【正義】孟は地名、津は渡口なり。また潤沢なること。【周礼・地官】五地の物生を弁ず、二に川沢と曰う、その民黒くして津あり。また星次の名。【爾雅・釈天】析木を津と謂う。また星の名。【甘氏星経】天津九、星は虚の北、河中に在り、津渎・津梁を主管す。また河津。【辛氏三秦記】河津、一名竜門、魚上ること能わず、上ればすなわち竜となる。また楚の地名。【左伝・荘公十九年】巴人楚を伐つ、楚子大いに津に敗る。また観津、県名。【輿地広記】本は趙地、漢にて県となり、信都郡に属す。また接済し、後学を引導するの意を指す。【劉勰・新論・崇学篇】道象の妙、言に非ざれば津せず。津言の妙、学に非ざれば伝えず。また津津、満溢する様。【荘子・庚桑楚】その中津津乎として猶悪有りと。また【韻補】将先切に叶い、音は箋。【黄庭経】中に童子冥上に有り、諸の六府九液の源を主り、外は両耳百液の津に応ず。