康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 681 ページ)
【巳集中】【火部】熯;康熙筆画:15;頁碼:681 頁 03 行。『唐韻』人善切、『集韻』『韻会』忍善切、音は橪に同じ。『説文』に「乾きたる様」とあり。火に従い、漢を省きて声とす。『玉篇』に「火勢の盛んなる様」とあり。『管子・伯形篇』に「楚人宋鄭を攻め、焫を焼き熯して鄭地を焚く」とある。『王充・論衡』に「一炬を点じ、一釜の水を焼く」とある。また『爾雅・釈詁』に「恭しき意」とあり。『詩・小雅』に「我れ甚だ恭しく、礼に過ちなし」とある。また『広韻』『韻会』呼旱切、『集韻』『正韻』許旱切、音は某に同じ(原典に音字欠)。『広韻』に「本は焊と作る」とあり、詳しくは前出の「焊」の注を見るべし。また『韻会』『正韻』に「乾く意」、また「炙る意」とあり。また『広韻』『韻会』呼旰切、『集韻』虚旰切、『正韻』虚汗切、音は漢に同じ。『広韻』に「火をもって乾かす」とあり。『易・説卦』に「万物を乾かすこと、火に如く熾なるものなし」とある。『集韻』に「本は暵と作る」とある。考証:『管子・伯形篇』「楚人宋鄭を攻め、熯を焼き焚いて鄭地を焼く」の条、謹んで按ずるに、字は本部八書に在り。「焫」を改むべし。