康熙字典解説
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【戌集上】【金字部】釪;康煕筆画:11;頁碼:1296 頁第 21 行。『広韻』羽俱切、『韻会』『正韻』雲俱切、音は于。錞釪は楽器の一種で、鐘に似たる形状をなし、鼓声に合わせて演奏す。また「淳于」とも書く。「将于」と誤って書くことあり。また『博雅』によれば、剣柄の末端を指す。『揚子・方言』に「剣柄の末端を釪と称し、あるいは鐓と称す」とある。また『字彙補』に「鉢釪は僧侶の用いる飯鉢なり」とある。『世説新語』に「王濛・劉惔、支道林の説経を聴く。王濛、劉惔に謂いて曰く、さきほど高座に坐せし者は、もと不祥之人なるに、また東へ往きて聴けり」とあり。王濛また曰く、「彼はもと飯鉢の後の王・何の類いなる人なり」。