康熙字典解説
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【辰集上】【日部】晷;康煕筆画:12;頁碼:497 頁第 10。『唐韻』居洧切、『集韻』『韻会』矩鮪切、『正韻』古委切、音は軌。『説文』に「日の影なり」とあり。『博雅』に「晷は柱の影なり」とあり。『釈名』に「晷は規なり。規画するが如し」とあり。『玉篇』に「表をもって日を度る」とあり。『前漢・天文志』に「極より遠近を知る難し、要するに晷景による。晷景とは、日の南北を知る所以なり」とあり。『正字通』に「晷とは暦数の出ずる所なり。その法、高き処を望みて体とし、長短二竿を立てて用とす。二竿は高さと斉しく等しく、三物の両間の修短若干を度り、句股をもってこれを求むれば、寒暑の短長瞭然として自ずから見ゆ。咎に従うは何ぞや、日景に差あり。天行に常ありて、小なる贏縮を免れず、歳差これにより生ず。故に日景を立ててこれを測る。即ち『周礼・考工記』の槷を置き景を眡るの法なり」とある。また『韻補』に果許切に叶う。『陸雲の詩』に「願わくは扶桑に登り、仰いで飛ぶ晷を結ばん。伊の人存せずんば、遺芳誰か与にせん」とあり。また已有切に叶う。『王延寿・魯霊光殿賦』に「葱翠紫蔚、礧碨瑰玮、光晷を含む兮。窮奇極妙、棟宇以来未だ之有らざる兮」とある。