康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 687 ページ)
【巳集中】【火部】爟;康煕筆画:22;頁碼:687 頁下段 36 行。【広韻】【集韻】【韻会】古玩切、音は貫。【説文】に「火を挙ぐを爟と曰う」。【周礼・夏官・司爟注】に杜子春云く「爟は私火なり」と。鄭は「爟は【予が若し観火するがごとし】の観のごとく読むべし」と謂う。今燕の俗、湯の熱きを観と名づく。然らば爟火は热火を謂うか。【釈文】に「観、古焕反」と。又【司爟】に「火を行うの政令を掌り、四時に国火を変じて以て時疾を救う」とあり。又「凡そ祭祀すれば則ち爟を祭る」。【疏】に「先ず火を出だす人を祭るを謂う」と。又【広韻】に「烽火なり」と。又【集韻】に「逵員切、音は権」、亦た烽火なり。又【周礼・夏官・司爟注】に「故書に爟を焦と為す」と。按ずるに杜子春云く「焦は当に爟と為すべき」と。疏に云く「子春は古書の焦に従わず、還って爟に従う」と。然れども注に此の音有り、今之を存す。