康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 937 ページ)
【未集中】【糸部】繁;康煕筆画:17;頁碼:937 頁上段 01。『広韻』附袁切、『集韻』『韻会』『正韻』符袁切、音は煩。『書経・仲虺の誥』に「実繁く徒有り」とあり、『伝』に「繁は多きなり」と注す。また『礼記・郷飲酒の義』に「至りて拝し、献酬し、辞譲するの節繁し」とあり、『注』に「繁は猶お盛んなるがごとし」と注す。また『孝経序』に「安んぞ其の繁蕪を翦ざらざらんや」とあり、『注』に「繁は雑なり」と注す。また『広韻』に「繁は槪なり」とあり。また『広韻』薄官切、『集韻』蒲官切、音は鞶。『礼記・礼器』に「大路は繁纓一就、次路は繁纓七就」とあり、『疏』に「繁は馬の腹帯なり」と釈す。『左伝・成公二年』に「曲県と繁纓を請いて朝せん」とあり、『注』に「繁纓は馬の飾りなり」と注す。また樊に通ず。『周礼・春官・巾車』の「樊纓」の注に「樊は鞶帯の鞶の如く読む。謂う今の大帯なり」とあり。また『広韻』薄波切、『集韻』蒲波切、音は婆。『玉篇』に「姓なり」とあり。『左伝・定公四年』に「殷民七族に繁氏有り」とあり。『前漢書・陳湯伝』に「御史大夫の繁延寿」とあり。また『韻補』に符筠切に叶う。『陸雲・夏府君誄』に「元秀朗らかにして、景光絪縕たり。誕載豊美にして、俊穎夙に繁し」とあり。また『韻補』に汾沅切に叶う。『左貴嬪・楊后誄』に「天貞吉にして、克く昌え克く繁し。則ち百斯れ慶び、聖を育み賢を育む」とあり。