康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 906 ページ)
【未集上】【米部】糴;康煕筆画:22;頁 906。『広韻』徒歷切、『集韻』『韻会』亭歷切、『正韻』杜歷切、音は狄。『広韻』に「米を入れる」とある。『左伝』荘公二十八年に「臧孫辰、斉に糴を告ぐ」とあり、『疏』に「穀を買うを糴と曰う。糴を告ぐるは、貨財を以て斉に告げ、穀を買わんとするなり」とある。『孟子』に「糴を遏むるなかれ」とあり。また「檄糴」は疾き貌なり。『潘岳・笙賦』に「懰(りゅう)として檄糴とし、奔り邀(よう)す」とある。また『字彙補』に「滌と同じ」とあり。『揚雄・蜀都賦』に「糴米して肥ゆ」とあり、註に「糴米とは、之を米以て養う、其の穢を滌ぐ所以なり。豕なり」とある。また『集韻』に徒刀切、音は鞉。姓なり。『左伝』成公十年に「晋侯、糴茷をして楚に使わしむ」とある。また『五音集韻』に直略切、音は著。義同じ。『集韻』に或いは籴と作る。