康熙字典解説
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【申集中】【虫部】蝶;康煕筆画:15;頁碼:頁 1091 第 25【唐韻】徒協切【韻会】達協切、音は牒。【説文】本は蜨と作り、蛺蜨なり。俗に蝶と作る。【玉篇】蝴蝶。【荘子・至楽篇】烏足の根は蛴螬となり、その葉は蝴蝶となる。また【斉物論】に、荘周夢みて蝴蝶と為るとあり。【古今注】蛺蝶は、一名を野蛾、一名を風蝶といい、江東ではこれを捷末と呼ぶ。その大なるものを鳳子といい、また鳳車・鬼車ともいい、江南の柑橘園中に生ず。また紺蝶は、遼東の人これを紺幡と呼び、一に童幡、一に天鶏という。【爾雅翼】今菜中の青虫、春時に縁りて屋壁または草木の上を行き、糸をもって自ら囲み、一夕これを見れば圭角あり、六七日にしてその背罅裂け、蜕して蝶となり出づ。滕王蛺蝶を図画すに、江夏斑・大海眼・小海眼・村里来・菜花子の目あり。【北史・魏収伝】収軽薄なり、時人号して驚蛺蝶と曰う。【詩話総亀】謝逸に蝶の詩三百首あり、人呼んで謝蝴蝶と曰う。また【広韻】他協切、音は帖。蝶蹋は虫の名なり。