【巳集中】【火部】燾;康熙画数 18、頁 685。『唐韻』徒到切、『広韻』胡到切、『集韻』『韻会』大到切、『正韻』杜到切。読みは「導」に同じ。『説文』に「普遍く覆い照らす」とあり。『小爾雅』に「燾はすなわち覆うなり」とあり。『公羊伝・文公十三年』に「周公盛、魯公燾」と見える。注に「盛は新穀を指し、燾は蒙ぎ覆うの義なり。故に上に新を用いる」とあり。疏に「燾を覆うと解す。『周書』に『黄土をもって覆う』という類いこれなり。『周公盛』とは新穀を器に満たすを言い、『魯公燾』とは下に旧を鋪陳し上に新を加えて覆い、まさに平らに斉うを言う」とあり。『釈文』に「燾、読み徒報反。本に『濤』に作る者あり。音同じ」とあり。『広韻』に「幬」と同字とあり。『集韻』にまた別体あり。また「敦」に通ず。『周礼・春官・司几筵』「毎に敦に一几」の注に「敦、読み燾に同じ。覆うの義なり」とあり。また『広韻』『集韻』『韻会』に徒刀切、音「陶」に同じ。義も同じ。また『集韻』に陳留切、音「儔」に同じ。義も同じ。『集韻』にまた「燽」に作る者あり。『正字通』に別に巾に従う字形あり、「

」と作る。