康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 833 ページ)
【午集下】【石部】碭;康熙筆画:14;頁 833。『唐韻』『正韻』徒浪切、『集韻』『韻会』大浪切、音は宕。『説文』に「文石なり」とあり。何晏『景福殿賦』に「墉垣碭基、其の光昭々たり」と見える。また芒碭は山名なり。『前漢書・高帝紀』に「芒碭の山沢の間に隠る」とあり。応劭の註に「芒は沛に属し、碭は梁に属す」という。また『水経注』に「仙者涓子・主柱、碭山に隠れて道を得たり」と見える。また沆碭は白気の貌なり。『前漢書・礼楽志』に「西顥沆碭、秋気蕭殺たり」とある。また過ぐの義なり。揚雄『甘泉賦』に「回猋肆其の碭駭兮」とあり。馬融『長笛賦』に「犇遯碭突」と見える。また碭は溢るるなり。『荘子・庚桑楚』に「呑舟の魚、碭として水を失う」とあり。註に「碭溢して水を失うを謂う」という。また『正韻』に待朗切、音は蕩。また『集韻』に徒郞切、音は唐。義同じ。