康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 735 ページ)
【午集上】【玉部】琮;康煕筆画:13;頁碼:735 頁 04 行。【唐韻】蔵宗切。【韻会】組宗切、音は賨。【説文】瑞玉にして大さ八寸、車釭に似たり。【徐曰】其の状、外八角にして中円なるを謂う。【玉篇】琮は玉にして八角、地を象る。【周礼・春官】黄琮をもって地を礼す。【注】琮之言は宗なり、八方の宗むるところなれば、故に外八方にして地の形を象り、中虚にして円く、以て無窮に応じ、地の徳を象る。故に地を祭るに用いる。【冬官・考工記】璧・琮九寸、諸侯以て天子に享す。又、璧・琮八寸、以て頫聘す。駔琮五寸、宗后以て権と為す。大琮十有二寸、射四寸、厚さ一寸、これを内鎮と謂い、宗后これを守る。駔琮七寸、鼻一寸有半、天子以て権と為す。瑑琮八寸、諸侯以て夫人に享す。【注】円なるを璧と曰い、方なるを琮と曰う。聘礼、君に享するに璧を用い、夫人に享するに琮を用う。衆来たるを頫と曰い、特来たるを聘と曰う。駔は組と読み、組を以て琮を繋ぎ、称錘・権重と為すを謂う。大琮は王の鎮圭のごとく、射とは其の外なる鉏牙を謂う。頫は音眺、射は音石、瑑は音篆。又姓なり。【姓譜】宋の進士琮師古、開封の人。又人名なり。【繆襲・平南荊曲】劉琮襄陽に拠り、劉備樊城に屯す。又【五音集韻】戎税なり。又【集韻】子宋切、綜の去声。璧の半分なり。考証:【周礼・春官】「黄琮礼地」。謹んで原文に照らし、黄琮の上に「以」の字を増す。