康熙字典解説
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【巳集上】【水部】沖;康熙画数:8;頁 131。『唐韻』直弓切、『集韻』『韻会』持中切、音は蟲。『説文』に「涌揺なり」とあり。また『玉篇』に「虚なり」とあり。『老子・道徳経』に「大盈若沖」と見える。また『広韻』に「和なり、深なり」とあり。蕭慤の詩に「重明豈に凝滞せんや、累無きは淵沖に在り」という。また「飛ぶ」の義あり。『史記・滑稽伝』に「一飛して天に沖す」という。また「幼小」の義あり。『書・盤庚』に「肆予沖人」とあり。伝に「沖は童なり」という。また「垂飾の貌」をいう。『詩・小雅』に「革沖沖」とあり。また「声」をいう。『詩・豳風』に「氷を鑿つこと沖沖たり」とある。また姓なり。明の洪武中に香山県丞の沖敬あり。また『集韻』に杜孔切、音は動。涌なり。また『韻補』に仲良切に叶い、音は長。『道蔵歌』に「鬱鬱として啓明に対し、円華三沖を煥す。飇粲として九天を麗しくし、天緑丹房を繞る」とある。