康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 755 ページ)
【午集上】【生字部】產;康煕筆画:11;755 ページ。【唐韻】【集韻】【韻会】所切、音は剗。【説文】生ずるなり。【正字通】婦の子を生むを産といい、物の生ずるもまた産という。【礼・郷飲酒礼】万物を生ずる者は聖なり。【註】聖とは生の謂いなり。【周礼・春官・大宗伯】天産をもって陰徳を作し、中礼をもって之を防ぐ。地産をもって陽徳を作し、和楽をもって之を防ぐ。【註】天産とは動物にして、六牲の類を謂う。地産とは植物にして、九穀の類を謂う。【前漢・昭帝紀】金芝九莖、函徳殿銅池中に産す。また其の生長する所の地を本として産という。【孟子】良は楚の産なり。【左伝・僖公二年】屈産の乗。【註】屈地に良馬を生ず。趙岐は屈産を地名と為すも誤りなり。また民の業を産という。【孟子】恒産有る者は恒心有り。【前漢・高祖紀】常に大度ありて、家人の生産作業に従事せず。また【五音集韻】大籥は笛に似て三孔にして短し。【爾雅・釈楽】大籥を産という。また水名。滻と同じ。【前漢・郊祀志】覇・産・豊・労。また嵼と同じ。【楚辞・九章】蹇産を思いて釈せず。また姓。【何氏姓苑】彭城の人なり。【正字通】明に産麟・産瓘あり。また【五音集韻】所晏切、音は訕。生育なり。また【韻補】叶挙切、数は上声。【漢楽章】其の所に安んじ、終産を楽しむ。終産を楽しむは、世々緒を継ぐなり。また所蹇切、先は上声。【張協・北芒山に登るの賦】霊嶽鬱として天を造り、連崗巖として蹇産す。伊洛渾として東流し、帝君赫として崇顕す。或いは嵼と作る。