康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 634 ページ)
【巳集上】【水部】渤;康煕筆画:13;頁碼:634 頁 05 行。【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】蒲沒切、音は孛。渤澥は海の支流の名称。【司馬相如・子虚賦】に「渤澥に浮ぶ」とあり。また勃と書く。【史記・高祖本紀】に「北に勃海の利あり」。【索隠】に曰く、勃とは旁らに延びるを謂う。旁らに延びて済水の北に横たわるがゆえに、『斉都賦』に「海、旁らに延びるを勃と謂い、名けて勃海郡とす」とある。また滃渤は、霧気弥漫するさまを形容す。【郭璞・江賦】に「気滃渤として霧杳たり」とあり。また漰渤は、水声を形容す。【郭璞・江賦】に「窟を鼓して漰渤たり」とあり。【集韻】に、あるいは勃に従って渤と作る。浡に通ず。