康熙字典解説
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【酉集下】【邑部】郣。康煕筆画:14。頁碼:1272 頁 09 行。『唐韻』蒲没切、『集韻』薄没切、音は勃。『説文』に「郣海、地名」とあり。また、地の高く盛り上がった処を郣と称す。また『正字通』に「渤に通ず」とあり。渤澥は海の名なり。『前漢書』武帝紀には海と作り、『封禅書』にも海と作り、『揚雄伝』には勃解と作る。これらはいずれも伝写の際に生じた訛りなり。また、葉して皮列切、音は別。『鮑照・楽府』に「山を築いて蓬壺に擬し、池を穿って溟郣に類す。色を選びて斉代に遍く、声を徴して邛越に匝る」とある。