康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 529 ページ)
【辰集上】【木部】梖;康煕筆画:11;頁碼:529 頁 03 行。『集韻』『類篇』に「博蓋切、音は貝」とある。『酉陽雑俎』に「梖多の木は摩伽佗国に出ず。高さ六・七丈、冬を経ても凋まず、その皮を取りて書に書く。本は貝と作り、俗に梖と作る」とある。『広州記』に「嵩寺に忽然として思惟樹あり、すなわち貝多なり。有人、貝多樹下に坐して思惟す、因って以て名づく」とある。『寰宇志』に「緬甸は滇南に在り、樹頭棕あり。高さ五・六尺、実を結ぶこと子の如し、すなわち貝樹なり。緬人その葉を取りて書を書く」とある。『唐・張喬・貝多樹詩』に「応に毫末より長じて、始めて丹霄を払うを見るべし。子を得て西国より、陰を成して昔朝に見る」とある。余は「貝」の字の注に詳らかなり。