康熙字典解説
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【子集上】【人部】儤;康熙筆画:17;頁碼:120 頁 21 行目。『正韻』に「布恔切、音は報」とあり。官吏が連続して当直することをいう。『唐志』に「新たに官府に着任し、併せて当直に上がることを儤という」とある。儤直は豹直とも作り、また伏豹ともいい、外出せざるの義を取る。『見聞録』に「御史の旧例として、初めて臺に入り陪直すること五日、衆官みな出ずる中に此人独り留まるを豹直と曰う」とある。『楊鉅翰林旧規』に「儤宿の例あり、すなわち儤直なり」とある。『正字通』に「今俗に程外の課作をする者を懪と謂う。『字彙』心部の懪を儤と混同するのは誤りである」とある。按ずるに、儤の字は『正韻』に始めて載せられる。古には儤無し。