康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 646 ページ)
【巳集上】【水部】漚;康煕筆画 15;頁 646【唐韻】烏切【集韻】【韻会】【正韻】於候切、謳の去声。【説文】長く浸すこと。【詩・陳風】東門の池、以て麻を漚すべし。【伝】漚は、これを柔らかくするなり。【正義】『考工記』の注に「漚とは漸く浸すことなり。楚人はこれを漚と謂う」とあり。ここに「漚柔」と言うは、漸く之を浸して柔韌ならしむるを指す。また「漚鬱」は香り濃厚なること。【司馬相如・上林賦】芳しく漚鬱たり。また渥と書くことあり。【周礼・冬官考工記】濃汁を以てその帛を漚す。【註】渥は漚と同じ。また【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】烏侯切、音謳。水泡のこと。【楞厳経】虚空は大覚の中に生ずること、大海の一漚のごとし。また鷗に通ず。【列子・黄帝篇】海上に鷗を好む者あり。