康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 114 ページ)
【子集上】【人部】傴;康熙画数 13、頁 114。【唐韻】於武切。【集韻】【韻会】委羽切。音は「於」の上声。【説文】に「僂なり」とある。【左伝・昭公七年】に「一命して僂し、再命して傴し、三命して俯し、牆に沿ひて走る」とある。【礼記・喪服制】に「傴なる者は袒せず」とある。【註】に「膊を袒露する傴なる者は憎むべきがゆゑに露さず」とある。【淮南子・斉俗訓】に「傴なる者をして塗らしむ」とあり、【註】に「傴人は地を塗る、其の俛(かが)めるによるなり」とある。俗に「偶」のごとく読み、別に作るも非なり。