康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 794 ページ)
【午集中】【皿部】盎;康煕筆画:10;頁碼:794 頁 03 行。【唐韻】【集韻】烏浪切、【韻会】【正韻】于浪切、鴦の去声。【説文】に「盆なり」とあり。【爾雅・釈器】に「盎を缶と謂う」とあり。【疏】に「瓦器なり。楽を節し、水を盛り、酒を盛るべし」とある。【揚子・方言】に「罃甈を盎と謂う」とあり。【後漢書・逢萌伝】に「頭に瓦の盎を戴く」とあり。【古楽府・東門行】に「盎中に斗儲なし」とあり。【譚子化書】に「湯の盎を井に投ずるは、雹を化せんがためなり」とある。また盛んなる貌。【孟子】に「背に盎然たり」とあり。【注】に「その背盎然として盛んなり」とある。【楼異・嵩山賦】に「春陽の方いに盎然たり」とある。また盎斉は酒の名。【周礼・天官】に「酒正、五斉の名を弁ず、三に盎斉と曰う」とあり。【注】に「盎は翁のごとし。盛れて翁翁として葱白なり」とある。また門の名。【三輔黄図】に「長安城南、東頭より出づる第一門を覆盎門と曰う」とある。また姓。【姓苑】に見ゆ。また【広韻】烏朗切、【集韻】【韻会】倚朗切、【正韻】于党切、鴦の上声。義同じ。【説文】に或いは に作る。