康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1078 ページ)
【申集中】【虫部】蚤;康煕筆画:10;頁碼:頁 1078 第 20【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】子皓切、音「早」に同じ。【玉篇】人を噛み、よく跳躍する小虫(すなわちノミ)を指す。【続博物志】土壌乾燥すれば諾米滋生し易し。【荘子・秋水篇】梟夜中に跳蝨を捉え、秋毫も察す。【曹植・令禽悪鳥論】跳蝨を捉うる者、未だ歯をもって噛み砕かざるなく、その身を害するがゆえなり。また「早」に通ず。【越語】朝夕遅れることなかれ、必ず天道に従うべし。【孟子】朝起きて、密かに夫の往く所を追う。また【正韻】「爪」に通ず。【礼記・曲礼】爪を剪らず。【注】「蚤」は「爪」と読む。【疏】手足の爪を除くを言う。【周礼・冬官考工記】その輻を見よ、其の鑿の正しきを欲す。【注】「蚤」は当に「爪」と作るべく、輻が輪圏に挿入される部分を指す。本字は「𤴓」と書く。略して「蚤」と書き、または「𧈅」と書く。