康熙字典解説
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【酉集上】【言部】讚;康煕筆画:26;頁碼:1188 頁 04 行
『集韻』『韻会』則旰切、音は酇。『小爾雅』に「明なり」とあり。『類篇』に「称するなり」とあり。『釈名』に「人の美を称するを賛という。賛は纂なり。その美を纂集して之を叙するなり。また録す、省録するなり」とある。『左伝』宣公十四年杜預注に「嘉淑の令辞、称赞なり」とあり。『後漢書』崔駰伝に「進みて党せずして己を賛ず」とあり。注に「賛は猶称のごとし」とある。『晋書』劉隗伝に「相い賛白する者は、以て忠節と為す」とあり。また佐く也。『潘岳・賈謐の為陸機に贈る詩』に「群龍に轡を斉え、光り納言を賛ず」とあり。注に「賛は佐く也」とある。また『揚子・方言』に「解す」とあり。注に「賛訟は理物を解釈する所以なり」とある。また木の名。『埤雅』に夢書曰く「楸を賛謁と為す」とあり。また『集韻』に通じて賛と作る。『孔安国・尚書序』に「易道を賛じて八索を黜く」とあり。疏に「因りて佐け成すを賛と曰う」とある。また『韻会』に或いは囋と作るとあり。『荀子・勧学篇』に「一を問いて二を告ぐるを囋と謂う」とあり。注に楊倞曰く「囋は即ち賛字なり、強いて助けて之を賛ずるを謂う」とある。また租全切に叶い、音は镌。『蔡洪・囲碁賦』に「或いは死を設けて枉を称し、皋陶も其の怨を治むべからず。或いは巧逸にして胥を楽しめば、后夔も以て之を賛ずるに足らず」とあり。怨は平声、上の源に叶う。また則県切に叶い、音は箭。『馬融・長笛賦』に「視留めて瞠眙し、累ね称し屡々賛ず。容を失い席より墜ち、搏拊して雷抃す」とあり。俗に讃と作る。