康熙字典解説
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【戌集上】【金字部】鉦;康煕筆画:13;頁碼:1303 頁 03 行。【唐韻】【集韻】【韻会】諸盈切、【正韻】諸成切、音は征。【説文】鐃の類なり。鈴に似て、柄の中ほど上下相通ず。【玉篇】鉦を用いて軍を静止せしめ、鼓を用いて軍を進ませる。一説に镯と同じとする。【詩・小雅】鉦を撃つ者は鼓を打つ。【濮斗南曰】周礼に、鼓人が金镯をもって鼓声を節し、金鐃をもって鼓声を止むとありて、鉦の名なし。镯と鐃は、通じて皆鉦と称す。【蘇軾の詩】樹梢に初昇る太陽は、懸かる銅鉦のごとし。また【周礼・冬官考工記】鳧氏鐘を作り、鼓の上なる部分を鉲と曰う。【注】鼓は撃つべき所、鐘の腰の上、鐘体の正中に在るを欽と曰う。また石鼓の名称。【郡国志】洞庭山の宮門の東に石楼あり、楼下に二つの石鼓あり、之を撃てば声清く遠く響き、世人これを神鉦と称す。【晋・孝武楽章】神鉦一たび鳴れば震動し、九州の疆域みな帰附す。