康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 887 ページ)
【未集上】【竹部】箏;康熙画数:14;頁碼:887 頁 15 行。『広韻』側茎切。『集韻』『韻会』甾茎切。『正韻』甾耕切。音は争。『説文』に「弦を鼓して竹身の楽なり」とあり。『通典』に「箏は秦の声なり」とあり。『急就篇注』に「箏は瑟の類にして、本は十二弦、今では十三弦なり」とあり。『風俗通』に「箏は蒙恬の造れる所なり」とあり。『集韻』に「秦の俗薄悪にして、父子瑟を争う者あり。各々その半を取り入れ、当時これを箏と名づけた」とあり。『釈名』に「箏は弦を施して高く急にし、箏箏然たり」とあり。傅元の『箏賦序』に「上は崇めて天に似て、下は平らにて地に似る。中は空にして六合に準じ、柱は十二月に擬す。これを設ければ四象在り、これを鼓すれば五音発す」とあり。『史記・楽書』に「唐に軋箏あり」とあり。注に「片竹をもってその端を潤し、これを軋して声を出す」とあり。また、簷前の鉄馬を風箏という。風動いて音を成し、自ら宮商に諧す。元稹の『連昌宮辞』に「鳥、風箏を啄みて珠玉を砕く」とあり。また草の名なり。『爾雅・釈草』に「傅、横木なり」とあり。注に「一名を結縷といい、俗に鼓箏草という」とあり。