康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 912 ページ)
【未集上】【米部】糟;康煕筆画:17;頁碼:912 頁下段 30 行。『広韻』作曹切、『集韻』『韻会』臧曹切、『正韻』則刀切、音は遭なり。『説文』に「酒滓なり」とあり。『篇海』に「酒母」とあり。『周礼・天官・酒正』に「后の賓客に飲を致すの礼に供し、医・酏・糟す」とあり。注に「糟とは、医・酏の搾らざる者なり。搾れるを清と曰ひ、搾れざるを糟と曰ふ」とあり。『楚辞・漁父』に「何ぞ其の糟を餔(くら)ひ其の醨(うすき酒)を啜(すす)らざらんや」とあり。『史記・貨殖伝』に「原憲、糟糠に厭(あ)かず」とあり。また『集韻』に「或いは に作る」とあり。『周礼・天官・酒正』に「四飲の物を辨ず」とあり。注に「醴、清なり。亦た醩に作る」とあり。『前漢書・食貨志』に「醩・胾・灰・炭」とあり。また姓なり。『字汇』に「明の嘉靖の挙人、糟士奇、鳳翔の人」とあり。また『韻会補』に「祖到切、遭の去声」とあり。『礼記・内則』に「清糟」とあり。注に「糟は醇なり。沮到反」とあり。『集韻』に「或いは に作る」とあり。籀文は に作る。字は曲の下に酉に作るを原とす。