康熙字典解説
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【辰集中】【木部】栯。康煕筆画 10、頁碼 523 第 17。『唐韻』に「于六切」、『集韻』『類篇』に「乙六切」とあり、音は「郁」。「広韻」によれば栯李を指す。『唐本草』には「栯李は雀李ともいい、車下李ともいい、棣子ともいう。実は櫻桃より小さく、五月に熟す」とある。『詩詁』によれば赤棣である。また『唐韻』に「禹九切」、『類篇』に「云九切」とあり、音は「有」。『山海経』に「太室の山に樹あり、形は梨のごとくして赤き文あり、名づけて栯と曰う。これを佩ぐれば妬む心生ぜず」とある。また『集韻』に「尤救切」とあり、音は「宥」。義は同じ。