康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1385 ページ)
【戌集中】【革部】靷;康煕筆画:13;頁碼:1385 頁下段 25 行。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に羊晋切、音は酳。『説文』に「軸を引く」とあり。『集韻』に「牛を駕する具。胸に在るを靷と曰う」。『詩・秦風』に「陰靷鋈続」とあり。伝に「所以に引くものなり」という。『釈文』に沈云く、「靷は旧本皆靳を作る」。『左伝・哀公二年』に「我が両靷将に絶えんとす、吾能く之を止む」とあり。疏に「古、四馬を駕する者、服馬は轅を夾み、其の頸は軛を負い、両驂は旁に在りて靷を挽いて之を助く。『説文』に云う、靷は軸を引くなり。『僖公二十八年』の注に云う、胸に在るを靷と曰う。然れば則ち此の皮は馬の胸を約して車の軸を引くなり」。『釈文』に「靷、以刃切」。又『唐韻』に余忍切、『集韻』に以刃切、音は引。又『集韻』に丈忍切、音は紖。義同じ。