康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 783 ページ)
【午集中】【疒部】癰;康煕筆画:23;頁碼:783 頁 13 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】於容切、音は邕。【説文】に「腫なり」とあり。【広韻】に「癰癤」とあり。【釈名】に「癰とは壅(ふさ)ぐなり。気壅り否(ふさが)り結んで、裹(つつ)みて潰るるなり」とあり。【正字通】に「悪瘡なり。疵癰・赤施・兔齧・走緩・四淫・厲癰・脱癰などの名あり。みな気血稽留し、栄衛通ぜざる所致なり」とあり。【後漢書・律暦志】に「驚蟄に晷長八尺二寸、未だ至るべきに至らずんば、多く癰疽・脛腫の病あり」とあり。また地名なり。雍州の雍に通ず。【後漢書・献帝紀】に「涼州河西の四郡を分けて癰州とす」とあり。【註】に「金城・酒泉・敦煌・張掖を謂う」とあり。また邕の上声なり。【戦国策】に「夫れ厲雖も癰腫胞疾なり」とあり。【釈文】に「癰、委勇反」とあり。【集韻】にまた臃とも作る。また書して作る。【韻会】に或いは作る。