康熙字典解説
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【酉集上】【言部】訝;康煕筆画:11;頁碼:1149 頁 12 行目。【唐韻】吾駕切、【集韻】魚駕切、【韻会】【正韻】五駕切、音は砑に同じ。【説文】相迎うなり。『周礼』秋官を引いて「諸侯に卿の訝あり」とす。【徐曰】按ずるに『周礼』、使将に至らんとすれば、卿をして訝しむ。謂う言辞を以て迎え労するなり。又【訝士註】士官にして四方の賓客を迎うる者なり。【儀礼・聘礼】厥明、賓を館に訝す。【註】迎うなり。又【広韻】嗟訝なり。【増韻】疑怪なり。【呂覧・必已篇】訝なく訾なし。【唐書・李勣伝】使至りて、高祖表なきを訝しむ。【韓愈・県斎有懐詩】睢盱互いに猜訝す。又【玉篇】迓と同じ。【書・盤庚】余、乃が命を天に迓ぎ続ぐ。【伝】迓、迎うなり。又【集韻】或いは御と作る。【詩・召南】百両これ御す。【釈文】御、本また訝と作る。又【集韻】或いは輅と作る。【左伝・宣公二年】宋の狂狡、鄭人を輅す。【註】輅、迎うなり。又【音学五書】通じて梧と作る。【儀礼・聘礼】賓進みて訝り、几を筵前に受く。【註】今文、訝を梧と為す、五故切。又牙と通ず。【周礼・冬官】輪人輪を為る、牙なる者は、以て固抱と為すなり。【註】鄭司農云う、牙は読むこと訝のごとし。【疏】訝、迎うなり。この車牙もまた輮して、両頭相迎わしむ、故に読みこれに従う。【説文】重文、辵に従って迓と作り、隷省して迓と作る。迓の字は辵に従い牙に従う。