康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 269 ページ)
【丑集下】【女部】嫗;康煕筆画:14;頁 269。『広韻』衣遇切、『集韻』『韻会』威遇切、『正韻』依句切、音は饇(オウ)。『説文』に「母なり」とある。『前漢・厳延年伝』に「延年の兄弟五人みな大官にして、母を号して万石の嫗とす」と見える。また『集韻』『韻会』委羽切、『正韻』於語切、音は傴(オウ)。『礼記・楽記』に「煦嫗して万物を覆育す」とあり、注に「天は気を以て之を煦(あたた)め、地は形を以て之を嫗(やしな)う」と釈す。また老母と訓ずることも有り。また『集韻』墟侯切、音は摳(コウ)。人名に用い、夏に嫗夫という者有り。彄に通ず。また山名。『山海経』に「嫗山、其上美玉多く、其下金多し」と見える。また居侯切、音は鉤(コウ)。義同じ。