康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 864 ページ)
【午集下】【穴部】窈。康煕筆画:10。頁碼:864 頁 22 行。『唐韻』烏皎切。『集韻』『韻会』『正韻』伊鳥切。音は杳。『説文』に「深遠なり」とあり。『広韻』に「深きこと、静かなること」とあり。『荘子・在宥篇』に「至道の精、深遠にして幽暗なり」とある。また「窈窕」は幽静閑雅の意。『詩・周南』に「窈窕たる淑女」とあり。『揚子・方言』に「心の美なるを窈と謂う」とあり。注に「幽静の意」とある。また『集韻』に一叫切、音は窔。義同じ。また『集韻』に于兆切。『詩・風』に「舒緩にして窈糾たり」とあり。伝に「窈糾とは舒緩の姿なり」とある。また幽のごとく読む。『淮南子・道応訓』に「明なるべく、幽なるべし」とあり。注に「窈、幽のごとく読む」とある。孔廟の碑文にはと書き、またはと書く。窅に通ず。字はもと穴の下に作る。