康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 988 ページ)
【未集下】【肉部】腥;康熙筆画:15;頁碼:988 頁第 17。『玉篇』に「桑丁切」とあり、『広韻』『集韻』に「桑経切」、音は星。『説文』に「星現、猪を食らわしめ、肉中に小息肉を生ぜしむ」とある。『広韻』に「猪の息肉、肉中米に似たり」とある。『周礼・天官・内饔』に「猪盲視して睫を交えば腥なり」とあり、注に「肉に米のごときものあり、星に似たり」という。また凡そ膏も亦た腥と曰う。『周礼・天官・庖人』に「秋犢麛を行いて膳に膏腥を用ゆ」とあり、注に「膏腥は鶏の膏なり」という。また臭きことなり。『礼記・月令』に「仲秋の月、其の臭腥なり」とあり。『史記・晋世家』に「犯して肉腥臊す、何ぞ足るべけんや食するに」とある。また穢れなり。『書経・酒誥』に「庶群自ら酒にして、腥上に聞ゆ」とある。また『正韻』に「凡そ肉未だ熟せざるを腥と曰う」とあり。『論語』に「君腥を賜わば、必ず熟して之を薦む」とあり。『史記・礼書』に「俎上に腥魚あり」とあり、注に「鄭曰く、大饗祫祭に先王を祭り、腥魚を以て俎の実となし、臑熟せしめざるなり」という。また『唐韻』に「蘇佞切」、『集韻』『韻会』に「新佞切」、音は性。義同じ。『集韻』に或いは勝と作すとある。