康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 944 ページ)
【未集中】【糸部】緖;康煕筆画:15;頁碼:944 頁下段 25 行。【広韻】徐呂切、【集韻】【韻会】象呂切、いずれも音は敘。【説文】糸の頭緒。また【爾雅・釈詁】に「緖、事なり」。【疏】事業の意。【広韻】基業・开端。【書・五子之歌】その事業を荒廃して失う。【詩・魯頌】太王の事業を継ぐ。【周礼・天官・宮正】その功業を考課す。【註】緖は志向・事業を指す。また【史記・張丞相伝】張蒼が計相となり、当時暦法を推求して訂正す。【註】緖は尋究の意。また【荘子・譲王篇】その余りをもって国を治む。【音義】緖は残余にして、剩余の物を指す。【楚辞・九章】秋冬の余風。【註】緖は残余の意。また【集韻】詩車切、音は奢。緖は残余を指す。これは徐邈の説なり。考証:〔【書・五子之歌】「則有荒墜厥緖」〕謹んで按ずるに、原文の「則有」の二字は上文に属し、「王府」をもって句となすべし、連ねて引くべからず。今これを略す。