康熙字典解説
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【未集中】【糸部】絮;康煕筆画:12;頁碼:頁 923 第 17【広韻】息御切【集韻】【正韻】息据切、音は楈。【説文】古びてほぐれた絹綿。【釈名】絮は胥なり、歳月を経て疎らになり脱落するがゆえにこの名あり。【急就篇注】蚕繭を煮て裂き、精細なる部分を綿と称し、粗なる部分を絮と称す。今では新しきを綿とし、古びたるを絮という。【前漢・文帝紀】九十以上の人に帛を賜うこと人二匹、絮三斤。【注】師古曰く、絮はすなわち綿なり。また【史記・絳侯世家】太后、冒絮をもって文帝を撃つ。【注】応劭曰く、陌額絮なり。晋灼曰く、『巴蜀異物志』に頭に戴く巾を冒絮と称すとあり。また【広韻】抽据切【集韻】楮御切【韻会】摛据切、音は悇。【礼記・曲礼】羹に絮るなかれ。【注】絮は調和のごとし。【釈文】塩梅などを加えて味を調えることをいう。また【広韻】乃亜切、音某。【集韻】企夜切、音某。糸の乱れ紛れるさま。また【広韻】【集韻】尼据切、音は女。姓なり。【前漢・張敞伝】張敞、賊捕掾の絮舜をして案を検せしむ。また【集韻】【韻会】人余切、音は如。姓なり。また【集韻】女加切、音は挐。義同じ。